日本国内の専門学校、日本語学校、大学に通う留学生の方へ

特定技能試験(介護)に合格するメリット

日本の専門学校や日本語学校等に通う(卒業者含む)留学生が、特定技能試験(介護)に合格するメリットはたくさんあります。主なメリットをあげてみました。

  • 特定技能外国人として就職できる(特定技能ビザが取れる)
  • 介護職は、求人がたくさんある(東京都では、1人の求人に対して約7社の求人がある)
  • 将来、他のビザに変更できる
  • 介護福祉士の国家試験に合格すれば、介護のビザが取れる
  • 技術・人文知識・国際業務ビザで就職して、万が一、退職した場合でも、特定技能試験に合格していれば、転職の選択肢が広がる。(一時的に、介護の仕事をして、また通訳などの仕事に戻ることも可能)

 

お金を払って工場で働くのはやめましょう

2015年頃から、就職がなかなか決まらない専門学校の留学生が、学校を卒業後に、地方の工場などで不法就労しているケースが問題になっています。

実際にある専門学校の就職担当の先生から聞いた話によると、下記のような提案をされるようです。

人材を斡旋する会社などから、「最初に30万円払えば日本で就職できる。就労ビザ(技術・人文知識・国際業務ビザ)が取れたら、追加で30万円かかる。ビザ更新もできる。3ヶ月働けば元はとれる。損はしないから払いませんか?」といった提案を受けるとのことでした。この金額は安い時もあれば高い時もあるようです。

これは完全に違法です。ビザの法律である入管法違反だけでなく、労働法違反でもあります。もし、この事実が判明した場合、就労ビザは取消となり、最悪の場合、退去強制(5年間日本に入国できない処分)となります。

専門学校の事情によっては、「卒業後の進路指導には必要以上に人員や予算をかけられない」、「黙認せざるをえない」という切実な声も聞いていますが、放置していると、入学する留学生の留学ビザの許可率にも影響してしまいます。

せっかく日本の学校で専門知識を勉強したのですから、できれば専門知識を活かせる「技術・人文知識・国際業務ビザ」での就労が望ましいと思います。ただ、語学力不足などから、どうしても就職ができなかった場合、特定技能という選択肢も検討してみてください。

お金を払って、大きなリスクをとって工場等で働くのであれば、外国人介護士を歓迎している介護施設で働くのもよいかと思います。

 

特定技能試験(介護)は難しくない

特定技能ビザ(介護)を取るためには、介護技能評価試験に合格する必要があります。

この介護技能評価試験は、難しくありません。

下記のサンプル問題を解いてみてください。〇×です。

試しに中学3年生の日本人に全く事前学習せずに、解いてもらったところ、70%正解でした。

つまり、中学3年生レベル(N2程度)の日本語が話せる方であれば、必ず合格できます。

N4レベルであっても、少し勉強すれば、合格できる試験です。

 

問題1:排泄介護が必要な利用者は、トイレに行ける利用者であっても、就寝時にはおむつをします。

正解:× 自立を促すため、トイレに行けるなら、おむつをしません。

 

問題2:介護士は、点滴の針を外すことはできません。

正解:〇

 

問題3:介護士は、汚れた手袋のまま、自分や利用者に触れてはいけません。

正解:〇

 

サンプル問題をもっと詳しくみたい方はこちら

試験の申込はこちらのページです。

※日本国内で受験する方は、「日本(JAPAN)」を選択してください。

特定技能試験(介護)に合格すれば、介護施設に就職できるか?

結論から言うと、特定技能試験(介護)に合格すれば、ほぼ100%就職できます。

特に、介護士の有効求人倍率が高い県(介護士不足が深刻な県)である、東京都、愛知県、大阪府、茨城県などでは、多数の介護士募集の求人が出ています。

また、厚生労働省の統計データによると、2020年度末には約216万⼈、2025年度末には約245万⼈の介護士(介護スタッフ)が必要とされています。つまり、新規に必要となる介護士の数は、2020年度末までに約26万⼈、2025年度末までに約55万⼈、年間6万⼈程度です。

日本人の中から、年間6万人の介護士を確保することは非常に難しいため、現在ほとんどの都道府県で、外国人介護人材育成支援事業を行っており、自治体をあげて、外国人介護士の就職を応援しています。

 

特定技能ビザ(介護)の許可率はほぼ100%

他の就労ビザと異なり、特定技能ビザの許可率は、ほぼ100%です。就労ビザ全体の平均許可率(全国全業種平均60%)と比べると、かなり高い確率で許可になります。

なぜ高い確率で許可になるかというと、本人側の要件が非常に少なく、ほとんどが会社側の要件であるからです。

本人側の要件としては、介護技能評価試験、介護日本語試験、日本語能力試験N4の3つに全て合格することのみです。

 

今すぐ応募できる 介護施設の求人情報

求人番号1031

勤務地 東京都江戸川区
業種 介護施設
仕事内容 介護スタッフ(食事介助、入浴介助など)
勤務時間 1日8時間 シフト制
給与 200,000円~350,000円(入社8年目の社員実績)
手当 時間外手当、夜勤手当
従業員数 約100名
外国人従業員数 5名
募集人数 5名
担当者からのコメント 東京メトロの駅から徒歩10分圏内にあり交通便利。また、給与体系が明確で、実力に応じて給料が上がる仕組みがあります。面接で給与体系の表を見せてもらうことも可能です。

 

求人番号1032

勤務地神奈川県横浜市(横浜駅から電車で約40分)業種介護施設仕事内容介護スタッフ(食事介助、入浴介助など)勤務時間1日8時間 シフト制給与200,000円~350,000円(入社8年目の社員実績)手当時間外手当、夜勤手当従業員数約100名外国人従業員数5名募集人数2名担当者からのコメント東京メトロの駅から徒歩10分圏内にあり交通便利。また、給与体系が明確で、実力に応じて給料が上がる仕組みがあります。面接で給与体系の表を見せてもらうことも可能です。

 

求人番号1033

勤務地 茨城県行方市(東京都心から車で2時間)
業種 介護施設
仕事内容 介護スタッフ(食事介助、入浴介助など)
勤務時間 1日8時間 シフト制
給与 176,000円~
手当 時間外手当、夜勤手当
従業員数 約100名
外国人従業員数 20名
募集人数 2名
担当者からのコメント EPA受入の介護施設ですので、教育体制がしっかりしており、外国人介護士にとって、とても働きやすい職場です。

 

求人番号1035

勤務地 兵庫県神戸市
業種 介護施設
仕事内容 介護スタッフ(食事介助、入浴介助など)
勤務時間 1日8時間 シフト制
給与 180,000円~
手当 時間外手当、夜勤手当
従業員数 約100名
外国人従業員数 若干名
募集人数 2名

 

求人番号1036

勤務地 大分県大分市
業種 介護施設
仕事内容 介護スタッフ(食事介助、入浴介助など)
勤務時間 1日8時間 シフト制
給与 180,000円~
手当 時間外手当、夜勤手当
従業員数 約50名
外国人従業員数 若干名
募集人数 2名

 

求人へ応募したい方は、下記フォームよりご連絡ください。

性別
男性女性

介護技能評価試験
合格すみ未合格

介護日本語評価試験
合格すみ未合格